新潟のドライブなら「NEXCO東日本 Presents ヤンの気ままにドライブ」

オンエアリスト「NEXCO東日本 Presents ヤンの気ままにドライブ」

関越自動車道 沼田IC 滝見ドライブ/群馬県・吹割の滝.

08年06月26日ONAIR

 先週に引き続いての前代未聞!なんと二週連続の県外ロケ敢行であります。毎週寄せられるメッセージの中に気になるスポットがあったもんで、ついつい行ってみたくなっちゃったのです。

 場所は、関越道・沼田ICから約50分、東洋のナイアガラこと「吹割りの滝」です。ナイアガラっていったらあの巨大瀑布でしょ?日本にそんな所があるなんて、にわかには信じられないですよね。

 滝周辺は、ドライブインやお土産やさんが立ち並び、なかなかの盛況ぶり。各お店の駐車場には、手招きするおじさんやおばさんたちが盛んに営業活動中。夏の海の家前の光景と似ていますが、ビキニのおねいちゃんが見当たらないのが残念!車を止めると1000円取られるんですけど、代わりにもらうチケットで1000円分の買い物ができるって言うんで、実質無料で停めれます。(お土産を買えばですけど・・・。)

 吹割りの滝を見物するには、基本的に徒歩散策となるのですが、遊歩道が充実しております。幾つかのルートを選択できて、一番手っ取り早く見たい人は、駐車場から真下に下りてください。目の前が滝です。より深く渓谷美を堪能したい方は、ぐる~っと一回りするコースをお勧めします。

 んで、ヤン気まチームが選択したコースはというと・・・当然ぐる~っと一回りコースでしょう!折角来たんだから、より深く感動したいもんね!しかしこの時点で、いじわるディレクターが戦意喪失。

「こんげがん、チラッと見ればいんじゃねんけ~。」

 先週あんたの思いつきで19時間ロケしてんだから、これ位付き合ってくれよ!

 しかしながらこの遊歩道、なめたもんじゃありません。全体として3km程度の行程なんですが、ちょっとしたトレッキング位の体力が必要です。始めの上り坂が結構きつい!もう、へ~へ~言いながら高度を稼ぎます。10分程登っていくと、まず最初のビュースポット「第3観瀑台」に到着です。我々逆周りに歩いてきたんで、最初が第3なっちゃいました。しばし身を乗り出して、吹割り渓谷のパノラマを堪能します。スケールはやや劣りますが、確かに瀑布ですわ。大小二つの滝が連続して作るその景観は、ナイアガラはないにしても「アガラ」くらいはあるかもね。渓谷全体を眺めるのなら、この第3観瀑台が一番きれいだったかも知れません。

 お土産街の対岸を進んでいたコースも、第2、第1観瀑台と通過し、つり橋を渡って浮島っていう中洲に到着です。ここ周辺の川幅は100m以上あって、水深は浅いものの、かなりの水量。広々と開けた川面に太陽光が反射して、さながらスパンコールを散りばめた様な輝きを放っています。ここもビュースポットとしてはお勧めしておきたいですね。ちなみに、浮島には観音様をまつったお堂がありましたよ。

 つり橋を渡りきると一気に川が近くなります。さっきまで断崖絶壁の上を歩いていたのに、こっちとあっちじゃえらい違いです。ほんの1m先が河原だもん。まばらだった散策者も、ここに来ると数を増します。歩きやすいし、なにより滝を眼前で見れるから、こっちに人が多いのは頷けますけどね・・・。上流から見る吹割りの滝ですが、あんなに広かった川幅が、いっきに10mくらいに狭まった所にあります。あたかも、大地を斧で割ったような裂け目に、ドンドン水が吸い込まれていきます。こりゃ~すげ~!!滝に注目していると、滝のすぐ目の前に人影が!あんな近くまで行けるんだ!?

 滝の周辺には白線が引いてあって、危険地帯を知らせているんですが、それでも滝壺との距離10m弱!さらに、遠目にはわからなかったんですけど、この滝多重構造になってるんですね!裂け目の内部に、さらに3~4段の段差があって、かなり複雑な水流が形成されているようです。まぁ、それだけに魅力的なんでしょうな~。ロケ当日も沢山の観光客、カメラマンで賑わっておりましたよ。ここからさらに3分位歩くと、第二瀑布「鱒飛の滝」もあります。趣は違えど、こちらも迫力アリ!ナイアガラはないけど、「ガラ」程度はあるかな・・・。

 ようやく遊歩道を一周、駐車場に帰る途中、味のあるお土産やさんが軒を連ねていました。そのうちの一件に、おもしろいおじさんを発見!地元では、「滝のゆうちゃん」と呼ばれていて、石原裕次郎さんとデュエットしたこともある方です。エプロンに「滝のゆうちゃん」とプリントしてあるので、必ずや目を引くと思います。ゆうちゃんと世間話をしながら、自家製の梅干をいただきます。これがまたハンパね~すっぱさ!今思い出しても唾液出てくるもんね。

 そんなこんなの「吹割り渓谷遊歩道ぐる~っと一回りコース」、所要時間1時間。ほど良い疲労感を覚えながら、帰路に着くのでした。

今週のMP3
音声ファイル(MP3)が直接ダウンロードできます。

RSS 自動的に最新のヤンの気ままにドライブを入手するには、左のバナーをiTunesなどにドラッグ&ドロップしてください。

※iTunesはこちらからダウンロードできます

  YouTube YouTubeで取材の様子を動画で見る事も出来ます!ヤン気まチャンネルはこちらから

※環境によっては再生出来ない時があります。
※詳細はヘルプページをご確認ください

今回はこの遊歩道をグルっと一周してみよう!! 観瀑台(見晴らし台)からの吹き割の滝。
遊歩道も気持ちえ~わい! 途中、観音様も祀られてます。
滝の上流は、こんなに川幅が広い。 吹き割の滝のギリギリまで接近!
こちらは第二瀑布。また違った趣です。 お土産街で通称「滝のゆうちゃん」と・・・。

PAGE TOP