今回は一部で大好評の「工場見学シリーズ」っす。しかも今話題の「磨き屋シンジケート」っすよ！初耳だって人の為に、物凄くザックリご紹介しちゃうと、燕市周辺で盛んな研磨職人さんたちを集めたシンジケート、いわば職人集団が磨き屋シンジケートなのだ！！シンジケートなんかっつ～と、殺し屋でも出てきそうな勢いですが、実際は世界を相手に仕事をする凄い方々なのであります！
ステンレスなんかの金属を磨いてピカピカにするんだけど、その技術が世界随一なんだな！有名なトコだと、i-podの裏面の研磨とか、ジェット機の翼、ピカピカに磨き上げた車（デモ用）とかね。少し前に発売した「タンブラー」なんかは超人気で、注文してから届くまでに2年くらいかかるそうな・・・。とにかく大評判の磨き屋シンジケートに密着してみたいと思います！
ただし！見学するって言っても、職人集団であるわけですから、いろんな事業所の方が参加しているので、いったいどこに行けばいいものやらって話ですよね。そこで商工会の方に紹介してもらったのが「磨き屋 一番館」です。ここは、若手職人に技術指導を行ったり、見学者が体験できたりするトコなのだそうな。そんないいとこあるんなら、早速行ってみようではないか！！
まずは事務所でいろんな磨き製品を見せて貰いました。人気のステンレス製のタンブラーも最初はピカピカじゃないのね。ステンレスって、無条件である程度ピカピカなのかと思ったらそうじゃない。磨いてこそ初めて光り輝くのです！
「ほぉぉ～、これがこうなる？？」
てなモンですよ。あと、磨く材質も様々。スペースシャトルなんかにも使われているチタン製品なんかも磨いているそうな。チタン製のタンブラーもあるんだけど、これがやたら軽い！持った感覚ないくらい！取材当日もジェット機の羽が届くんで、これから磨くんだっておっしゃってました。実に様々なモノを磨いていらっしゃるようです！
んじゃ、いよいよ工場内に潜入してみましょう！内に入るとさすがに音がうるさいので、インターフォンを通して説明していただきます。ズラリと並んだ磨きマシーンに一人ずつ若い職人さんたちがついて、熱心に作業をしていらっしゃる。いいね～！かっこいいね～職人さん！！
この磨きマシーンってのは、高速で回転している棒みたいなとこに、レコード盤みたいな磨き布(材料や状況を考慮して交換する)を装着して、磨いていくシステムになってるのです。仕組みはシンプルだけに、職人の腕が問われるわけだ。均等に＆均一に、絶妙な力加減で製品を磨き布に当てていくのです。ウィィィィ～ン！！っつってね。
場合によっては、1mmの100分の1くらいの精密さも求められるそうなので、磨く職人さんたちの表情も真剣であります。工場内はかなり寒いのですが、何人かの職人さんは頭から湯気出して頑張っております！えらい！かっこいい！！
我々も調子に乗って磨き体験しちゃいました！高さ10cmくらいのミニタンブラーを磨いちゃう！内側はすでに磨かれているので、外側をゆっくりまわしながら機械に当てていきます。いや～、これが難しい！力を均一にしないと、当然ムラが出るし、変なカスみたいのがついちゃう。
ちょっと力を入れ気味くらいのほうがいいみたいなんだけど、あんまし力を入れ過ぎると、機械にもってかれちゃうんで、その加減が難しい！これ面白いわ！ラジオだっつってんのに黙っちゃうもん！ついつい集中しちゃうのね。ヤンもラガー刑事も木村ダレダも、黙々と磨きあげます。
んで、磨き終わったタンブラーが物凄いキレイ！！そりゃ～職人さんが磨いたのと比べちゃうと、全然見劣りするんだけど、自分が作ったと思うと愛おしいくて愛おしくて(笑)。帰りの車の中もず～っと、ズボンの太もものトコで磨いてたもん。
それにしても職人さんってのはかっこいいよね！自分の腕でお金が稼げるってのはやっぱ凄いよ。ヤンも早く自分の腕でお金を稼げるようになりたいです。
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| 磨き屋一番館に到着！ | これが・・・こうなるのかぁ～。 |
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| 先生！よろしくお願いします！ | 話題の磨き車は、現在メンテナンス中！ |
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| 若い職人さんたちが頑張っています。 | ラガー刑事磨く！！ |
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| ダレダ磨く！ | ピッカピカ！！あざしたぁ！！ |