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関越自動車道 湯沢IC 歴史探訪ドライブ/小説『雪国』の世界

12年2月2日ONAIR

 今週は「歴史探訪ドライブ」です。当然いじわるDの姿はないんですけどね(笑)。今回のテーマは小説「雪国」

 言わずと知れた、ローベル賞作家・川端康成先生の作品で、湯沢が舞台だってのは知ってますよね。だけど!その雪国の舞台となったお宿や、ヒロイン駒子のモデルになった芸者さんが実在したのです!こりゃ~、行ってみるしかないっしょ!

 伺いましたのは、雪国の宿・高半さん。関越道・湯沢ICから約10分で到着です。川端先生が投宿していた当時の建物は、さすがに建て直されてて、新しい鉄筋コンクリートの建物が建っています。

 ただ!この建物の内部に、当時川端先生が泊まっていた部屋が移築保存されているんですと!楽しみですな~!早速若女将さんにお話を伺います!

 川端先生が滞在していたのは、昭和9年から12年。高半さんに滞在していた期間に「雪国」を執筆しています。ただし、川端先生は冬場には滞在しておらず、雪国の景色や生活の様子は、想像で書かれたものなんだって!へ~、実際見たわけじゃないのに、やっぱノーベル賞をとるくらいの天才は、頭の構造が違うのね。

 現在も日本各地はおろか、世界各国から川端ファンがこの高半さんを訪れているそうです。

 川端先生ゆかりの「かすみの間」に行く前に、川端先生の書や作品も見せてもらいました。川端先生は写真がお嫌いだったそうですが、貴重な写真なんかも展示されてましたよ。

 写真と言えば、ヒロイン「駒子」のモデルとなった方の写真も!!何系??と問われれば、綺麗系ってことになるんでしょうか、実にシュッとした女性であります。そりゃ~、川端先生じゃなくってもほれてまうな(笑)。

 んで、ようやく「かすみの間」ですよ!当時のお部屋をそのまんま移築してあるそうで、なんと部屋の高さもほぼ同じにしてあるんですと!

 窓際に腰を下ろして景色を眺めれば、川端先生が眺めたとほぼ同じ景色が再現されちゃうって寸法です!もちろん若干建物なんかは増えたりしてるんだろうけど、山並みや神社、たんぼの感じなんかは当時のままでしょうからね。なるほど・・・この景色を見ながら、インスピレーションをかきたてたわけか・・・。

 ちなみにお部屋の家具も、当時のモノ。座椅子に座ることも出来ちゃいます。川端先生も体験できなかった冬の高半さん、みなさんも体験してみてはどうでしょう?露天風呂も最高に気持ちよかったよ!!

雪国の宿 高半

 

今週のMP3
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湯沢も降ってるね~。 高半さんの図書スペース。
なぜか謙信公ゆかりの品が! 駒子のモデルの芸者さん。
川端先生もこんな感じで座ってたかな? こんな感じの景色見てたかな?
こんな感じで風呂入ってたかな? お世話になりました!!

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