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上信越自動車道 妙高高原IC 久しぶりの県外ドライブ!長野県で古代のロマンを感じる

14年11月6日 ONAIR
   
野尻湖ナウマンゾウ博物館! 野尻湖で発掘された実物&レプリカ。
この牙はホンモノ! 下)一番最初の歯の化石。
上)新潟の中学生が発見した化石。
古代のオブジェ?「月と星」 ナウマンゾウ実物大!
オオツノシカ&ヘラジカ実物大! おまけ!エルボスコでお洒落ランチ!

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 今週は新潟県を飛び出して、長野県の「野尻湖ナウマンゾウ博物館」に参ります!

 野尻湖って聞くと、大分遠いイメージっすけど、実際は上信越道・妙高高原ICから約5分と、意外に近いんすね!あんましあっさり到着したんで、ビックリでしたわ。

 
 んでもってこの博物館、教科書にも載ってるとおり、ここ野尻湖で発掘されたナウマンゾウの化石が展示してあるんです。

 けど、それだけじゃない!同じ時代に生きていた、オオツノシカ(絶滅種)やヘラジカの化石や模型も展示されています。

 ヘラジカがいたんですよ!すぐそこに!おそらく新潟にもいたんでしょう、あんな4~5メートルもあろうかという鹿が!!今、山ん中で遭遇したら、気絶しちゃうよね?

 んじゃ、何故新潟じゃなく、ここ野尻湖で沢山の化石が発掘されたのか?特にここだけに、沢山の動物が生息していたからって訳では無さそうです。もちろん、化石として残りやすい土壌であるのは間違い無いんだけども・・・。

 我々を案内してくれた学芸員の方は、こう考えているのです!

「野尻湖は、野尻湖人の狩場だった!」

ここで狩りをして、解体していたのでは?だから、ここから沢山の動物の化石が発見されるのでは?

 実際野尻湖からは、当時使われていたであろう石のナイフや矢じりも出土しております。

 ここまで聞くと、それで正解なんじゃないの?って思ってしまいますが、

「あくまで仮説で、まだ証拠が見つかってないんですよ。」

 とのこと。

 野尻湖人の人骨や、ナウマンゾウの骨に刺さった石器でも見つかれば、決定的なんだそうです。

 んじゃ、一刻も早く発掘作業すればいいじゃん?とも思うんだけど、ことはそう簡単じゃない!

 野尻湖の発掘は、2年に一回、3月の期間限定で行われておりまして、発掘できる時間が限られてるんですよ。なので、発掘の際は作戦を練って、大発見がありそうな場所を集中して掘るんだそうな。

「もう50年も掘ってますからね。今更焦ることもないんですよ。50年、100年後の子供たちに、宿題として残しておくのもいいかもと・・・。」

 なるほど、考古学ってこういう思考も必要なのかもね。

 ちなみに野尻湖の発掘作業は、我々でも参加できます!

 ただし、条件があって、「野尻湖友の会」に入会が必要です。

 そこで、ある程度の教育を受けた後、2年に一度の発掘に参加できるのであります!

 新潟にも複数の友の会がありまして、貴重な化石を発見した人も多いんですよ!博物館に展示されると、発見者の名前もプレートに刻まれますんで、これこそ一生の記念になるかも!

 ましてや、野尻湖人の骨や骨に刺さった矢じりなんか発見してごらんなさい!こりゃ~教科書モンですよ!!(笑)

 次回発掘は再来年3月!それまでに「友の会」入会を検討してみては??

野尻湖ナウマンゾウ博物館


今週のMP3
音声ファイル(MP3)が直接ダウンロードできます。

ドライブポイント:野尻湖ナウマンゾウ博物館
住所:長野県上水内郡信濃町野尻287-5

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