建物の中に、昔の街並みが!! |
こちらで教わります。 |
いろんな紙風船あるわ~。 | この道数十年の丸山先生。 |
難し~~!! |
一応完成!! |
カキワリもリアル! | 館長もあざした!! |
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今週は、新潟県の伝統の技を体験しに、出雲崎に行ってまいりました?
出雲崎の伝統の技??と思われるかもしれませんが、出雲崎は紙風船のシェア率が90%を超える、一大生産地なのです!
今日はその技を体験するべく、出雲崎の「天領の里」にお邪魔します!
ここ天領の里は、江戸時代幕府の天領であった出雲崎の歴史や伝統などについて勉強できる場所です。
全体としては、「時代館」と「石油記念館」の二つに分かれております。
いろいろ楽しそうな展示物も沢山ありそうなんだけど、今回のお目当てはあくまで「紙風船」っす!
時代館&石油記念館は、またの機会にお邪魔しましょう!
体験は、入口に入ってすぐ右手、昔の街並みが再現された一角で行われます。
教えていただくのは、この道数十年の丸山さんです!
「昔の出雲崎の漁師の奥さんは、みんなこれ内職でやってたんですよ。」
「ああ、旦那さんが漁に出てる間とか?」
「そうそう、船が帰ってくれば、手伝いに行かなきゃならないからね。」
なるほど、この伝統は奥様の内職からはじまったのか・・・。
作り方はいたって簡単!!
紙をのりでくっつけて球体を作り、最後上下に空気孔と丸い紙を貼って完成!!
言うのは簡単だが、作業は至難!!めんどくっせ!(笑)
まず球体を作る作業が至難!
アルファベットの「J」をひっくり返したような、特殊な作業台(?)を使うのですが、コレが難しい!
2次元のラグビーボールみたいな紙を貼り合わせて球体を作るんで、それぞれにRをつけて貼らねばならん。
そのRが先ほどのJの作業台ってわけ。
だから、紙をJの上にのっけて、紙を貼るんさ。(書きながら何を書いてんのか分かんなくなってきたわ。)
指の使い方や、紙の押さえ方で、大分作業効率違ってくるとは思うんだけど、急に自分のやり方なんて確立出来るもんじゃない!
およそ20分がかりで、やっと一個完成です。(笑)
丸山さんなんて、本気出せば5分くらいで出来ちゃうんじゃないかな。
さすが手先が器用なアッピーは、10分ほどで完成!出来上がりもきれいっす!
丸山さん曰く、
「わたしらでも、一日やって100個とかしか作れませんからね~。」
そうだよな~。手間かかるもんな~。
一日100個だろ、これ内職なんだよな・・・??
「っつ~ことは、コレ一個作ると、100円くらい?」
「あははは・・・そんなに貰えればいいですけどね。」
??いったい一個いくらで請け負っているんだろうか??
こんだけの手間かけて、一日作業して10000円は欲しいけどな~。
なんとな~く日本の伝統文化が衰退していく一因を知ったのと、紙風船の地位向上&単価UPを願った一日でありました。
ドライブポイント:天領出雲崎 時代館
住所:出雲崎町尼瀬6-57(「越後出雲崎・天領の里」内)