17年2月23日 ONAIR
まだ新しい胎内市美術館。 | 奥山荘とは、だいたこの辺。 |
国重要文化財「奥山荘月波条絵図」 | すげ!教科書にも載ってる! |
こちらも重文「役行者木像」 | 中国渡来の青白磁器。 |
お世話になりました! | 今回ラスト!さらばキャンディーBOY! |
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今週はあたくし大好物!歴史探訪でございます!
日東道・中条ICから約15分、まだ出来たばかりの「胎内市美術館」におじゃまします!
なぜ美術館で歴史?
と思われるかもですが、現在「奥山荘(おくやまのしょう)の至宝展」を開催中なのであります!
胎内市美術館の今井さんと、この道のプロ伊藤さんにご案内いただきます。
そもそも「奥山荘」ってのが、鎌倉~室町期に栄えた荘園の名前。
「だいたい今の胎内市から新発田市の一部地域ですかね~。」
なるほど、結構広範囲なのね。
「その奥山荘付近を支配していた、中条氏、黒川氏ゆかりの至宝を集めたのが今回の展覧会です。」
当時の荘園の暮らしぶりを知る上で、重要な資料なんだとか。
「なかでも注目してほしいものの一つが、この奥山荘月波条絵図です。」
歴史の教科書に載っている新潟県関連って、あんまないんだよね。
この奥山荘月波条絵図は、高校の教科書にも掲載されている貴重な資料です。
「奥山荘の絵図や、土地の所有権を表した書状などがまとめられています。」
「あ~、なんか見たことあるかも~。」
おいおいホビット諜報員、こんな難しい教科書で勉強してたんか!?
アタシも実際の教科書を確認しましたが、しっかり記載されています。すごいぞ!!
「もう一つ紹介させてください。こちらの木像です。」
「おおおおおお!すご~~い!」
この木像は地頭であった黒川氏が寄贈したもので、地元の神社で700年も大切に保管してあったものを、お借りしてきたんだそうです。
修験道の開祖「役行者」の木像や、十二神将の木像が並んでいます。
「信じられない・・・700年前の木像か・・・。」
みんな言葉もありません。
「よく見ると、色が付いてません?」
確かに、部分部分に彩色されていたような痕跡が。
700年前のお姿は、さぞかし立派だったんでしょうね~。
このお宝を大切に守ってきた地元の方々には、本当に頭が下がりますね。
その他にも、当時のお宝が所狭しと展示されておりまして、中条氏・黒川氏の隆盛ぶりがうかがえます。
う~ん、久々に勉強になったな~。
ただこういう歴史ロケの時って、アタシとIこうさん以外のメンバーが無口になるのは気のせいか??
ドライブポイント:胎内市美術館
住所:胎内市下赤谷387-15