17年8月24日 ONAIR
大谷ダム湖=ヒメサユリ湖。 | 笠堀&大谷ダム。空からの位置関係。 |
巨大オルゴール! | まさかの際は、ここから放水! |
地下迷宮へGO! | これ登るの無理! |
現在、最深部! | あざした!! |
自動的に最新のヤンの気ままにドライブを入手するには、左のバナーをiTunesなどにドラッグ&ドロップしてください。 ※iTunesはこちらからダウンロードできます |
YouTubeで取材の様子を動画で見る事も出来ます!ヤン気まチャンネルはこちらから ※環境によっては再生出来ない時があります。 |
今週は、社会科見学ドライブってことで、三条市・旧下田の大谷ダムにやってまいりました!
別名「ヒメサユリ湖」の方が、ピンとくる方もいるのかな。
5名以上で予約すると見学できるってことで、お邪魔しました!
ご案内いただくのが、斉藤さん。
「普段、小学生相手にしてる流れでいいですかね?」
もちろんです!アタシがその程度の理解力しかないもんで!(笑)
まずは斉藤さんのご案内で、大谷ダムを眺めながら説明を受けます。
「このダムは、4つの役割がありまして、まず治水。洪水を防ぐ大事な役割です。」
ふむふむ。
「そして、水道水を確保するための水源。」
なるほど。
「川の流れを止めないため。」
うんうん。
「最後は、この施設を機能させるための電源の確保。以上4つの役割があるんです。」
すべてのダムがこういう機能を有しているのかは分かりませんが、一石四鳥とは、ダムって優秀ですな。
今度は場所を移動して、「大谷ダムふれあい資料館」でお勉強です。
ここはダムの働きや仕組み、ダム建設地である大江・大谷集落の歴史や暮らし、周辺の自然なども紹介している施設。
過去の水害で、ダムの果たした役割などのパネル展示や、ダムの模型・映像もありましたよ。
「この大谷ダムは、ロックフェルダムといいまして、みなさんが思うダムとはちょっと違うかもしれません。」
そうなんです!我々のイメージするダムって、黒部ダムみたいな、巨大なコンクリートの建造物って感じですが、ここ大谷ダムは違う。
「ダムの中心に、コアという水を通さない部分があり、その外側にコアが漏れないようフィルター層、その外側に徐々に大きな石を積んでいきます。」
断面を見ると、ゆるやかな山の稜線みたく見える。
「ここの地盤が弱いのもあって、この工法が採用されました。ちなみに、隣の笠掘ダムは、おなじみ重力式です。」
なるほど、ダムマニアには堪らんね!
「じゃ~、最深部に行ってみます?」
「お願いしま~す!!」
資料館から車に乗って、ダムのすそ野に作られた怪しい扉の前・・・。
「この通路を通って、先ほど説明したコアの最深部に向かいます。」
この先には、ダムの管理に必要な様々な計測機械が設置されているそうな。
「斉藤さん、それにしても寒いっすね。」
そうなんすよ。まだ内部に入ってないのに、扉から出てくる空気が冷たい!
「そうですね~、だいたい今だと15℃くらいですね~。」
先程まで、30℃の炎天下にいたんで、余計寒く感じます。
内部は、幅3mくらい(もっと狭いかも)の通路がず~っと続きます。
真っ暗な中を、照明をつけながら進んでいくのですが、斉藤さんが照明スイッチを押すたびに、
「お~~~~~っ!」
なぜかみんな歓声をあげちゃう!(笑)
想像以上に長いし、なんとなく海賊の秘密基地みたいな雰囲気なのよ。
「だいだいお子さんも同じリアクションしますね。(笑)」
それから、長い階段を降りたり、通路を曲がったりしながら、10分弱で最深部に到着!
この上に、莫大な量の水と土砂の負荷がかかっていると思うと、ちょっと恐ろしいような気もします。
外に出ると、斉藤さんから嬉しいプレゼントが!
「では、みなさんに・・・ダムカード!」
お~~!これが今話題のダムカードか!!
「今、となりの笠掘ダムが工事中で見学できないんで、こっちに来てもらった人には、笠掘と大谷ダムのカードをプレゼントしています。」
なるほど。
一石四鳥の大谷ダムを見学して、話題のダムカードを一石二鳥で手に入れるチャンスですな!
ドライブポイント:大谷ダム / ふれあい資料館
住所:三条市大谷171-2