18年5月17日 ONAIR
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今週は、「新潟の匠に学ぶ」ドライブ。
お邪魔しましたのは、関越道・越後川口ICから30分、株式会社 桐屋(翠山工房)さんです。
さすが着物の町十日町、こちらでは「手描き友禅」の体験が出来るのです!
また桐屋さんの建物がすごいんさ!
外観は近代的なビルなんだが、内部は庄屋様のお屋敷みたいな感じ!
立派な梁や柱に目を引かれます!
お庭も素晴らしい眺めであります!
そんな環境の中で、手描き友禅に挑戦です。
すでに目の前には、桜柄のタペストリーが。
ところどころ染色されていない白い部分があるので、そこを染め付けていくわけですな。
「この筆で塗っていくんですが、色が「青」「黄」「ピンク(赤)」と、水しかありません。」
むむむ?三色しか無いの?
「例えば、桜の花びらはピンクですよね?塗った後に、青を足すと・・・紫になります。」
なるほどそういうことね!
色の三原色で、必要な色は作っていくと!
さくらのはっぱの緑は、まず黄色を塗ってから青を塗ればいいんだ。
またその緑も、青を多めにするか、黄色を多めにするかで色合いが若干違くなる。
「あと、水を使ってぼかします。」
あらかじめ塗りたい所に水を塗っておきますと、染料がジワ~っとにじむのです。
ピンクが段々と薄くなって、綺麗なグラデーションになるわけですね。
わずか三色の染料ですが、工夫次第で無限の表現が出来そうであります。
ただし!アタシに関しては、今回の工夫はほぼNOTHING!!
見たまま&イメージ通りの桜を描いてしまいました!
そんな中異才を発揮したのがオカピー!
どこの国からやってきたんだってくらい、カラフルな作品を制作!
社長さんも、
「南国方面の外国の方が、よくこういう風に描きますね~。」
たしかにトロピカル極まりないわ!(笑)
では、染料が乾くまで、社長さんにお着物を見せていただきましょう!
建物の中には、きれいな着物が多数展示されております。
特に2階のスペースは、お高そうなものが多い!
「辻が花染ってのは、この絵柄とこのしぼりが大事なんですよ。」
そうなんです、しぼりなんですよ!
一見すると「しわ」?
って思っちゃうけど、これは意図的に加工してある「しぼり」なのだ。
主に絵柄の部分に施されていて、すごい立体的に見えるのです!
「伝統的な絵柄じゃなく、しぼりだけのものもありますよ。」
う~~ん、これもいいな~。大人のおしゃれ訪問着って感じっすかね。
「ちょっと羽織ってみます?」
ってことで、おかぴーをモデルに、振袖と訪問着のファッションショーです!
おかぴーも結構着物体型なのか、どちらもお似合いでございました。
詳しくは、本日の画像で!
そんなこんなしておりますと、先ほど染色したタペストリー完成!
なかなか綺麗に出来たんで、どこに飾るか悩むトコですな!
所要時間も30分~1時間くらいですし、自作のお土産も持って帰れるんで、十日町方面のドライブのお立ち寄りスポットとしては、かなりお勧め!
なんだったら、振袖買って帰ってもいいしね!(笑)
ドライブポイント:株式会社 桐屋
住所:十日町市昭和町1