18年8月23日 ONAIR
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先週に引き続きまして、「大地の芸術祭~越後妻有アートトリエンナーレ」の注目作品をご紹介します。
今週はメイン会場の一つ、「越後妻有 里山現代美術館・キナーレ」をご紹介します。
「今キナーレでは、2018年の方丈記私記という企画展をやってまして、いろんな作品が展示されてますよ。」
「方丈記って、教科書にも載ってるヤツですよね?」
石井さんによりますと、方丈ってのが4畳半の意味で、そこで考えた様々なことを記したのが方丈記。
なので、4畳半のスペースを使って、アーティストたちがいろんな表現をした作品を集めて「2018 方丈記私記」なのだそうな。
館内に入りますと、確かにいろんな4畳半があるわ!
全部藁で作られたもの、タコの吸盤だけでできた部屋、子供に大人気・光アートの部屋、DJブースみたいな部屋・・・。
中には、本当に営業している4畳半スナックなどのお店屋さんもありましたよ!
「あと、こういうアーティストさんがやってる屋台も何軒かあるんですよ。」
そうそう、何か所かスイーツやお茶を楽しめる屋台があって、アタシらもスイーツとお茶で小休憩。
休みながら自分のペースで鑑賞できるのはいいね!
すると突然少年BOYが表れて、
「これ、僕たちで作ったパンフレットなんですけど・・・。」
「パンフレット?」
目をやりますと、地元の小学生が作った手作りパンフレットが!
大地の芸術祭の作品紹介や、見どころが実に丁寧に書いてあります。
「なにこれ?学校のみんなで作ったの?それをここで配ってるの?」
「はい。そうです。」
へ~、夏休み返上で、地元のイベント盛り上げるために頑張ってるのな!えらい!
「地元の方々が、こうやって盛り上げてくれるのはありがたいですね。」
その通りですね。
最後は、風変わりなイベント(?)のご紹介。
キナーレ2階の飲食スペースで開催中の「ザ おこめショー」
「なんなん?おこめショー??」
「日に何回かこのスペースで、アーティストの方によるおこめショーが行われるんです。」
お米を使った大道芸とかすんのかな?
ふたを開けてみたら、全然違った!
伝次郎先生の科学ショーのお米版だわ!
十日町・津南で採れたお米の食べ比べや、おいしいお米の作り方&食べ方講座って感じかな。
お米の育ち方や、土地や生育方法による味の違いをお勉強した後、いよいよ食べ比べです。
十日町・中里・津南・川西の各地域で採れたお米の食べ比べをするんですが、これが正直難しい。
「おそらく②のお米が一番粒がはっきりしていると思うんですが・・・。」
「③のお米は、食べてすぐ甘く感じると思うのですが・・・。」
さっぱりピンとこない!(笑)
硬さや、噛み心地の違いは分かるものの、味は難しいな~。
食べ比べが終わると、おいしいと思ったお米のおにぎりを二ついただいて、お弁当タイムです。
このお弁当も、妻有地域の郷土料理が入っていて、とっても美味しかったす!
大地の芸術祭の主役は、あくまでもアーティストのみなさんとその作品なのかと思ってましたが、地元の方々もしっかり芸術祭を支えていらっしゃるのですね。
ドライブポイント:越後妻有里山現代美術館 キナーレ
住所:十日町市本町6