2020年1月16日 ONAIR
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今週は久しぶりの「工場見学」です。
北陸道・上越ICから約15分、岩の原葡萄園さんです!
一般にも開放されていて、スタッフの方が各施設を案内してくれます。
事前予約制で料金は無料!
また、予約不要の自由見学も随時受付中です。
アタシらはスタッフの方にご案内をお願いしました!
まず簡単に「岩の原葡萄園」の歴史からおさらい。
日本のワインぶどうの父と呼ばれる川上善兵衛が、明治23年に創業したワイナリー。
川上さんは、マスカット・ベーリーAをはじめとする優良品種を開発した偉人であります。
また一部建物は、国の有形文化財にも登録されているほどの歴史あるところ。
最初にご案内いただいたのは、第二号石蔵。
明治31年建造の元醸造所。
現在は樽熟成庫として使われているそうです。
入口の扉も当時のもの、歴史の重みを感じますね~。
中に入ると、ずら~っと樽が並んでて、映画に出てきそうな雰囲気です。
「うわ~、かっこいいな~!」
「建物自体は当時のままですからね~。」
川上善兵衛さんをはじめ、従業員の方々で作った建物なんですって。
ぐるっと一回りしていると、ひときわ大きな樽発見!
「これは現在は使われていないんですけど、当時の雰囲気を感じていただければと・・・。」
この樽で、どんな人がどんな風にワインを作っていたんだろう・・・想像を掻き立てられますな~。
「ん?これは?」
石蔵の最深部の壁に、ちっさい扉が。
「これは、当時使われていた雪室ですね。」
明治中期に「雪室」あったの?!
「ワイン作りで大事なことの一つに、温度管理があります。もちろんエアコンなどもなかった時代ですから、こういう工夫もしていたんです。」
新潟でも最近になって「雪室」を活用する施設が増えてきましたが、岩の原葡萄園では、明治中期から活用してたんすね!恐れ入るわ!
その後、最も古い明治27年建造の第1号石蔵も見学。
ここは、国指定の登録有形文化財。
先ほどの第2号石蔵は、雪室による冷気で温度管理をしていましたが、こちらは空冷方式。
山の冷たい空気をトンネルを掘って使っていたそうです。
「結局は上手くいかなかったんですけどね。」
まあ誰もやってないわけだから、試行錯誤だったんでしょうね。
そしてお待ちかねのお土産タイムっす!
ワインショップは、岩の原葡萄園の全商品と、試飲ワインも数多くそろってます。
さすがにワインの試飲はできないので、おすすめのぶどうジュースを試飲です。
「ん!濃い~~!」
「ホントだ!原液飲んでるみたい!」
今まで飲んでたぶどうジュースは何だったんだ!?って美味しさ!
皆様用にもお土産購入しましたので、プレゼントページからご応募ください!
他にも見学するところは沢山あるようで、
「もう少しお天気がいいと、上の見晴らし台へ散策も気持ちいいんですけどね~。」
ぶどう畑の見学もできるらしいよ。
みなさんも是非!
ドライブポイント:岩の原葡萄園
住所:上越市北方1223番地