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関越自動車道 六日町IC 天地人シリーズ第2弾/生誕の地・南魚沼市を巡る~後半

08年11月06日ONAIR

 先週は「兼続生誕の地、南魚沼市を巡るドライブ」で、難攻不落の坂戸城を紹介したのですが、今週はその続き!さ~て、ガイドの小林さんはどこを案内してくれるのかしら?
  到着したのは、関越道・六日町ICから約15分、兼続と上杉景勝が共に学んだ「雲洞庵」越後一の寺です。なんでも往時は、そんじょそこらの大名より格上の待遇を受けていたそうですよ。恥ずかしながらヤンも行ったことあるどころか、そんな知識すらなかったですわ。

 取り急ぎ入場料(300円)を払って参道に向かっていますと、大きな門が待ち構えておりました。ガイドの小林さん曰く、

「この赤門、昔は特別な日にしか開かなかったんですよ。」

との事。庶民の憧れだったんだそうな。隣を見ると通称「黒門」が建っていますが、庶民はこちらを通る習わしになっていたそうです。

なんでこの赤門が庶民の憧れだったと言うと、赤門から本堂に続く参道の石畳の裏側に、ありがたいお経が彫り込まれているからなのだ!一枚石畳を踏む度に、ありがたいお経が唱えられるってんだからそりゃ庶民も憧れるわな~。

そんなありがたい石畳を歩いていざ本堂に!細かい建築様式なんかも、位によって許されるもんと許されないもんがあるとの事で、そんなトコからも雲洞庵の格の高さが感じられます。凄いよ!なんか知らんけど、奥のほうに徳川家康の位牌とかもありましたよ。関ヶ原で対峙した家康と謙信の位牌が並んでんだもんね!この経緯については、なんか謎めいた逸話もあるようです。詳しくは小林さんに聞いてください(笑)。

更に進んで行くと、修業僧たちの部屋やら坐禅をする場所などありまして、兼続と景勝もこんなとこで修業したんかな~なんて想像してしまいました。

身の引き締まる思いでの見学も終わり、今度は腹ごしらえに行こうって算段。またまたガイドの小林さんのお勧めにすんなり従ってみることにしましょう。なんでも兼続と上杉景勝も食べたであろう、出陣前の「お発ち飯」なるものがあるそうです。そりゃ~是非に!ってんで、お発ち飯を頂きにお発ちになる我々でございました。

場所は「ホテル坂戸城」さん。ホント坂戸城の目の前!いきなり「越後お発ち飯」ののぼりが立っております。食堂に案内していただきまして、しばし社長さんにお話を伺いましたところ、当時の料理を出来る限り再現してみたとの事。う~ん楽しみだ!!

んでもって出てまいりました「越後お発ち飯」。今から400年以上前の料理だから、木の実とかしかないのかな~んてお思いの方は大間違い!以外にも豪華!言っておくけど、400年前ですからね。豚や牛だって食べる習慣ない頃です。トマトやカボチャも当然ない!調味料すらまともに発明されてない時代にしたら、大変なご馳走ですよ!

野菜やキノコなど、山の幸系は納得できるんだが、以外にも鮭やタラなど海の幸の品数も多い。一人に一つ小さな七輪様のものがもらえるんですが、そこで肉や魚を焼きながら食べるのがなんとも楽しい!昔の武士もこんな風に宴会を楽しんだのかしらね。

でも、謙信のしろ兼続にしろ、お発ち飯は豪華にせざろうえなかったのかもしれませんね。考えてみりゃ~最期の晩餐かもしんないもん。だったら無理してでもご馳走を部下に振舞いたい!いや~義だね~愛だね~。

ちなみにホテル坂戸城さんの「お発ち飯」は1732円なので、ランチ感覚で楽しめるのも魅力です。観光がてらブラリどうぞ。

それにしてもガイドの小林さんの名調子、なかなか参考になったな~。ヤンももちっと(?)がんばらんきゃ駄目だな・・・。

PS.
今週分の合言葉は「なにがし」だよ~~~!

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「雲洞庵」の入場料300円也。 昔は特別な日にしか開かなかった「赤門」
石畳にお経が彫ってあるそうな。ありがたや。 「兼続のお発ち飯」1732円也。(1日限定40食)
「ホテル坂戸城」の社長さん。優しげなお顔がおにぎりのような・・・。 当時の料理を再現。
小林さんもヤンも食が進むわけさ。 お世話になりました!

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